ISSPワークショップ「強相関電子系における価数揺らぎと量子臨界性」のお知らせ

日時:平成25年2月25日 午前9時20分〜午後5時半

場所:物性研究所本館A615

強相関電子系における量子臨界現象は、異常金属相や異方的な超伝導など新しい量子相の発現から広く関心を集めてきた。なかでも、純良な単結晶試料が得られる重い電子系は、磁場・圧力等による基底状態の精密な制御がクリーンリミットで可能であるため、量子臨界現象が最も集中的に研究され、反強磁性臨界点近傍の異方的超伝導や非フェルミ液体の数々の典型例を与えてきた。その重い電子系の研究においてこれまで主役を担ってきたのは、整数価数の近藤格子系と考えられる物質群である。一方で、比較的近藤温度が高い価数揺動系は磁性や量子臨界現象とは無関係であると考えられてきた。ところが、その価数揺動系において、近年、4f電子の局在的な振る舞いや、量子臨界現象、超伝導が見つかり、注目を集めるようになっている。さらに、最近のさまざまな実験技術の進展により、巨視的、微視的な視点から、その異常性が価数の揺らぎと強くカップルしていることが分かってきた。まさに、この新しい量子臨界現象の興味深い側面が次々と明らかになってきたこの時期に、関連する研究者が一堂に会して議論を行うことは、その現状と課題を明らかするために大変意義深いと思われる。

世話人:中辻 知、瀧川 仁、松田康弘

問い合わせ先:satoru_at_issp.u-tokyo.ac.jp (_at_を@に変更してください)

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